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トップ > レギュラーコーヒー > ジューンブレンド/コロンビア、コスタリカ(200g)

ジューンブレンド/コロンビア、コスタリカ(200g)

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六月に嫁ぐ花嫁は幸せになる、という言い伝えがある。ジューンブライドだ。

 

なぜ六月なのか。

じつのところ、Juneという月名の由来には諸説あって、はっきりとは分かっていない。

 

なかでもよく語られるのが、結婚を司るローマの女神ユノ(Juno)に由来する、という説である。

女神の見守る月に式を挙げれば、その加護にあずかれる。ジューンブライドは、そこから来たといわれている。

 

もっとも、これはヨーロッパの六月が一年で最も晴れやかな季節だからこその話。

日本ではちょうど梅雨と重なるのだから、女神もいささか間が悪い。

 

由来には、もうひとつ面白い説がある。ラテン語の iungo、「結びつける」から来たとするものだ。

こちらは女神とは関係がないが、採るとすれば、六月は「二つを一つにする月」ということになる。

結婚の女神にせよ、「結びつける」にせよ、どうやら六月は、何かと何かを結ぶ月であるらしい。

 

さて、今月の「ジューンブレンド」である。

名のとおり六月の豆だが、中身もまた、二つの豆を半分ずつ結んだ一杯になっている。

 

掛け合わせたのは、コロンビアとコスタリカ。

コロンビアは、ウォッシュトのキレのある一杯。澄んで、すっきりとした輪郭を持つ。

コスタリカは、ナチュラルの果実味。甘く華やかで、少し奔放な気性をしている。

 

精製も味の方向も違う二つを、ちょうど半分ずつ。気性の異なる者どうしの取り合わせ、というわけだ。

焙煎はシティ、中深煎り。とはいえ、その入り口あたりで火を止めている。

深煎りのような強い苦味はなく、コクはありながら、後味はすっきりと引く。

コスタリカの果実味が明るさを添え、コロンビアのキレが全体を引き締める。互いの角が、うまく収まっている。

 

六月の花嫁が幸せになれるかどうかは女神の管轄だが、この縁組みの相性のほうは、淹れてみれば、まず請け合える。